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参議院議員 藤木しんやメールマガジン No.055
「興奮冷めやらぬ宮城全共、若き力を胸に刻む」

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 ◆□◆参議院議員 藤木しんやメールマガジン No.055◆□◆

            2017年9月13日発行

    「興奮冷めやらぬ宮城全共、若き力を胸に刻む」

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 こんにちは。藤木しんやです。
 国会閉会中ということで、様々な地域をまわらせていただいてい
ます。外交問題での混乱もあり、国会周辺はざわざわしています。
秋の臨時国会も9月25日の週内に召集ということですが、正式には
決定していません。10月の衆院補選を控え、落ち着かない日々が続
きそうです。

【和牛の祭典、宮城全共】
 9月7日(木)から11日(月)までの5日間、宮城県仙台市で第11回全
国和牛能力共進会(宮城全共)が開催されました。5年に一度開催
される和牛の祭典。会場の熱気は凄まじいものがあります。

 私は、10日(日)に開催された「肉牛の部」枝肉セリを視察しまし
た。全国から優秀な牛が数多く集まっており、血が騒ぐものがあり
ました。最高値は、鹿児島県鹿屋市 薬師さんが出品した「忠久
福」。なんと1キロあたり5万円超えでした。肥育農家としての努力
が最高のかたちで実った瞬間に立ち会うことができました。あの会
場での熱気と拍手喝采が今でも余韻として残っています。

 日々の努力が評価される場があることはとても大切です。モチ
ベーションが上がりますし、生産意欲の向上につながります。こう
した背景が、より良いものを作り、私たちの食卓を彩ります。生産
者の喜びであり、農業の醍醐味ですね。

 出品された皆さま、購買者の皆さま、大会運営関係者の皆さま、
大変お疲れさまでした。
 
 次回開催地は鹿児島県。今回も鹿児島県の勢いがすごいものがあ
りました。会場には、若い生産者の姿も目立ちました。その力強い
眼差しに勇気をもらいました。次回の熊本勢の活躍にも期待大です。

【収穫の喜びを政策に反映】
 稲刈りが始まっている地域も多くなってきました。先日、仲間の
農家に電話してみたところ、コンバインのエンジン音とともに「元
気にしてるか?!」という大声。案の定、コンバインの上からの電
話でした。収穫中ということもあり、通話時間は短かったのですが、
とても会話が弾みました。

 先日、農林水産省が公表した8月15日時点の米の作柄状況では、
全国的に「平年並み」「ややり良」で推移しているとのこと。しか
しながら、梅雨前線に関連する豪雨被害による影響がどの程度ある
か不透明です。月末をめどに最新の作柄状況が公表されます。生産
調整の見直しが始まる18年産以降についても需要に応じた生産が全
国的に行われるよう適切な情報提供、政策的な後押しが必要です。
なによりも、都道府県や市町村段階の農業再生協議会の役割発揮、
産地交付金の十分な予算確保などをはかり、地域での特色ある産地
づくりを支援する安定的な施策を求めていきます。

【離農者をひとりも出さない対策を】
 先月8日、北九州や東北地方に猛威をふるった台風・豪雨災害に
関する激甚災害の指定が決定され、被災した農業者への支援対策が
講じられています。

 私は、野村哲郎議員が座長を務めた自民党豪雨災害対策ワーキン
グチームの一員として、秋田県、福岡県、大分県を視察しました。
現地では、被災状況の確認はもちろんのこと、被災農業者との意見
交換をしっかりと行うことができました。災害といえども地域性や
営農類型の違いにより被害状況はさまざまだと改めて痛感しました。
何より国と行政、JAが連携しひとりも離農者を出さない対策が必
要だとの認識をブレずに共有できたこと。特に被害の大きかったJ
A筑前あさくら管内では、JA関係者らが多くボランティアとして
復旧作業にあたっていました。私が、熊本地震の被災者として感じ
たJAグループの力です。特に土砂が流入した果樹園地での農地復
旧でもその力が大いに発揮されました。大型重機が入らないような
ところを、その後の営農・収穫のことを考えながら手作業で丁寧に
復旧をすすめる。離農者を出さないという関係者の思いが、農家の
背中を懸命に押し、支える姿がありました。新たに農林大臣に就任
した斎藤大臣にもこの思いをしっかりとお伝えしたところです。

【18年度農林水産関係 概算要求が決定】
 先月末に農林水産省がまとめた18年度農業予算の概算要求では、
2兆3,071億円→2兆6,525億円と前年度予算を15%上回る水準となり
ました。担当者などからの説明などから、農業競争力強化プログラ
ムに基づく農業改革路線を色濃く反映したものであることは明白で
す。農地中間管理事業や基盤整備の推進事業、新制度となる収入保
険制度に手厚く配分された一方で、日本農業新聞などでも論じられ
ているように、担い手以外の農業者に対する支援が不十分ではない
かという声は実際多く聞かれます。不足する対策については補正予
算で必要額をしっかり取っていくというのは当然ですが、私はなん
といっても当初予算において十分な額を確保するのが大事だと思い
ます。

 当初予算では、直近2000年度の3兆4,279億円をピークに減少して
います。補正予算ありきでは、なかなか生産者は経営計画を立てら
れません。県や市町村が単独事業を打つときも同じだと思います。
私には、生産基盤の維持・強化に万全の対策を講じるべきだという
強い思いがあります。構造改革路線に偏重することなく、現場の足
元の課題を政策的な支援でどう克服していくかを農家の皆さんとし
っかり考えてまいりたいと思います。

【生乳流通改革に関する政省令案がまとまる】
 新たな加工原料乳生産者補給金制度を創設する改正畜産経営安定
法。新制度の詳細を定める政省令案が公表されました。私は誰より
も当事者意識を持ち、自民党の農林部会でも議論の経過を含めて発
言してきました。法案審議でも質問に立ち、生産現場が納得できて
いないということは再三申し上げてきましたし、担当部局との協議
も進めてきました。今般、政省令案が提示され、パブリックコメン
ト期間にはいっています。新たに給付金を受け取ることになる事業
者の要件については、「少なくとも年間の加工原料乳向け出荷予定
数量を年間月平均の2割を確保すること」「指定事業者が生産者と
の取引を例外的に拒否できる場合の例示」「指定事業者が集送乳調
整金を受け取る要件」などが盛り込まれています。酪農家や関係団
体の不安や懸念に対して、国としても「いいとこ取り」を排除し、
場当たり的な販売を防止する対策が講じられるような内容に工夫い
ただいたと思います。「酪農家の公平感の解消」を制度的にしっか
り担保し、実際に維持されるよう行政と一体となって取り組んでい
きます。

【農林役員体制が決定、農林副部会長を拝命】
 自民党の農林関係役員体制が決定しました。農林部会長には、新
たに野村哲郎議員が就任されました。農業問題に熱心で信頼できる
心強い先輩であり、農林部会長の職に相応しい方です。小泉進次郎
前農林部会長は、新設された農産物輸出促進対策委員会の委員長へ。
異例となる部会長の引継ぎ書の交付なども農林部会では話題になり
ました。昨日、私は野村新体制の下で、農林副部会長を拝命しまし
た。さらには、赤澤亮正代議士が新たに委員長を務める畜産・酪農
対策委員会の事務局次長にも就任することが決まりました。新体制
をしっかりと支え、現場の声を農政に反映できるように頑張ります。
新体制の船出にご期待ください。


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