藤木政務官に復旧への支援を要請するJA富山中央会の延野会長(左)(8日、東京都で)
【富山】6、7月に富山県を襲った豪雨被害を受け、JA富山中央会の延野源正会長が8日、藤木眞也農水政務官と自民党の野上浩太郎参院国対委員長を訪ね、被災した農業者が早期に営農再開できるよう支援を求めた。農地や農道、用水などの復旧工事の早期実施に向けても要請した。
延野会長は農水省の政務官室を訪ね、藤木政務官と懇談した。豪雨による被害状況を説明し、被災した農業者への支援や、農地・農業用施設の早期復旧をはじめ、工事などが円滑に進むよう自治体への財政支援も求めた。
藤木政務官からは、豪雨災害への前向きな対処だけでなく、富山県で進める園芸振興の取り組みについてもアドバイスを受けた。
参院の国対委員長室も訪ね、元農水大臣の野上浩太郎国対委員長に要請を行った。要請活動には、JA富山中央会の寺崎直樹専務と堀内弘和農業対策部長が同行した。
【2023年08月9日付日本農業新聞掲載】