
自民党で新設された「食料安全保障に関する検討委員会」において、幹事の役職を拝命いだき、本日は役員会の初会合に出席し、今後のすすめ方等について議論をしました。
コロナによる物流の混乱などで、国民生活に安定安全を脅かすことがあり、経済安全保障の議論が重要テーマとして国会で議論されています。私は、直接生命に関わる食料安全保障もそのことと同等以上に、議論すべきと思っていました。
まさに、この新しい委員会は、そのために設置されました。
委員長の森山裕先生は、「食料安全保障についてはどうかなるだろうという気持ちがどこかにあるのではないか。そのことが国を滅ぼすことになる。今後の議論をふまえ新しく法律を作るべきもの、また、現行法を改正すべきものがあればしっかり取り組んでいく」との話をされました。
これから、目の前の大きな生産資材高騰問題を含め、食料安全保障の強化に向け検討してまいります。農業・食料政策の柱である食料・農業・農村基本法の検証も行い、根本的な政策の再構築も視野に入れ、取り組むことになっています。
いま全国のJAを訪問させていただくなかで、生産資材の問題、多様な担い手対策や環境対策のことなど、「離農」という言葉まで出てくる程、多くの切実なご意見を頂いております。しっかりご意見をふまえ、大事な政策議論をしてまいります。
皆さまからも、食料安全保障の強化に向け、さらにいろいろとご意見を頂きたいと思っております。